Life as Kamino Rui

MtFの私「神野留衣」と、私の現実世界での姿「僕」の二人の日常生活

I left the book in my locker in our school.

今日は金曜日。やっと一週間が終わりましたね。
高校生活も、二週間があっという間に過ぎてゆきました。

さて、私はいつも登下校の最中は読書をしているのですが、今日は帰りの電車に乗り込んでから、あることに気がつきました。

「あれ…本がない。」

瞬間、巻き戻される視覚。その記憶の中には、ロッカーの中に置かれた白い文庫本が…。
そうです。学校に本を置いてきてしまったのです。

ということで、今日はしょうがなく、読書の代わりに、窓の外の景色を眺めていました。

ちなみに、その本はこちら。

有限と微小のパン (講談社文庫)

有限と微小のパン (講談社文庫)

このシリーズは比較的有名なので、知っている方もおられると思いますが、やはり衝撃を受けたのは、「すべてがFになる」でしょう。

すベてがFになる (講談社文庫)

すベてがFになる (講談社文庫)

私も一応、プログラマーの端くれなので、題名を見た瞬間、

「これは16進数だな。そしてきっと、オーバーフローするんだな。」

と思っていたのですが、予測通りでした。

 

私はよく、日常の何でもないふとした光景から、自分が本当の自分でいられないことに苛立ちを感じたり、今自分は男子として周囲の人の目に映っているんだ、と考えて、泣きたくなったり、苦しいと感じたりすることがあるのですが、本を読んでいる間だけは、そんなことを考えないで、冷静な私でいられるのです。

だからきっと…私は本を読むのが大好きなんだね。

 

本当はまだまだ書きたい話題はたくさんあるのですが、それはまた次の機会に。

おやすみなさい。