Life as Kamino Rui

MtFの私「神野留衣」と、私の現実世界での姿「僕」の二人の日常生活

私は何がしたいのだろう

やっと日本語のタイトルですね(笑)。

さて、「何がしたいだろう」とは、一体どういうことかといいますと、つまりはこれから先、どうしたいのか、ということです。

よく、私みたいな人(ごめんなさい、抽象的な表現で)がまず目標とするのは、誰かに「本当の自分」を打ち明けることだと思います。
たしかに、それは大きな目標でした。

最初に打ち明けたのは、中学二年生から三年生になる頃…そう、2011年3月17日の、あのメール。
相手は、同級生の女子でした。

それをきっかけにして(なんて短文では言い表せないほどのさまざまなことがあるのですが、今回は省略)、現在は四人の同級生(男子一人、女子三人)に打ち明けることができました。

そして、担任の先生にも打ち明けて、母親に話してもらえるようにお願いしました。

そもそも、私が誰かに打ち明けようと思ったきっかけは、母親との関係が悪くなってしまって、それの原因が、自分に正直でいられないこと…「本当の自分」でいられないからだ、と考えたからでした。

私は母子家庭で、しかも一人っ子なので、母親と喧嘩をしてしまうと、もうすべてがうまくいかなくなるのです。
数週間ご飯を作ってもらえなかったり、叩かれたり、出ていけと言われたり…。

すべて、母親が悪いと言うつもりはありません。
打ち明けてからしばらく経ってわかったことなのですが、母親は癌で、それのせいで苦しいこともあったのかな、と今となっては思っています。

母親に打ち明けた…正確には、担任の先生が母親と面談をして、その時に伝えてもらったのですが、それが…いつのことだったかな?正確に覚えていない…。半年以上前の話だと思います。

それはさておき、とにかく、私はもう、母親にも伝えたし、前の中学校では、先生にも伝えることができた。

だけど、それで何か変わったのかな?

まず、自分の考えが甘いということに気付いた。
だって、話したからって、「変わる」ものじゃない。むしろ、「変えていく」ことのほうが大切だって、わかっているはずなのに。

よく私は「何も変わらない」と、その二人(最初に打ち明けた同級生の女子二人)へのメールで書いてきた。
だけど実際は、少しは変わったことがある。

まず、母親と喧嘩をすることが多少は減ったということ。
これは、母親が病院に行って、治療や手術をしたということも、あるのかもしれないけれど。

そして、家の中では、女ものの服を着れるようになったこと。
これは、本当にありがたいと思っている。
だけど、男ものの服とあまり見た目が変わらないものじゃないと、母親は受け入れられないらしい。
そう言われた。
まあ、それはしょうがないかもしれないけれど…。

あと、病院に連れて行ってもらえたこと。
一応、専門のお医者さんに今はかかっています。

それくらい…かな。

そう考えると、私が「何も変わらない」というのは、さすがにひどいのかな。
でも、変わらないことも、たくさんあった。
せっかく打ち明けたのに、なにもわかってくれていないと感じることが、たくさん。

 

ああ…少し話がずれましたね。
とにかく、今日言いたかったのは、これから先、私はどうしていきたいのか、ということです。

中学校で担任の先生に打ち明けた後、先生がこう言いました。

「今はとりあえず我慢して、もう少し経ってからいろいろ変えた方が、賢い生き方なんじゃない?」

私はこの言葉が間違っているとは思いません。
少なくとも、中学校の間はきっと何かを変えることはできないだろうと、半ばあきらめていたということもありますが、きちんと考えたほうが良いという考えについては、納得できました。

そして私は男子として普通に中学校を卒業し、そしてまた、男子として入学しました。
高校の間には、本当の私として、この学校に通えるようになろうという、決意を胸に。

ということで、私が今、目前の目標としているのは、学校に打ち明けることです。
そして、もし叶うのならば、本当の私として…。

なので、その前に母親に、自分が高校の間に、本当の私になろうと考えているということを、母親に打ち明けることにしました。
それがたしか、一週間ほど前のこと。

しかし予想通り、母親の反応は、冷たいものでした。

「男子として入学したんだから、そんなことできるわけないでしょ」
「あんたは社会のことを何もわかってない」

…学校の先生に打ち明ければ、きっと母親とも面談をすることになるだろうから、それを見越して母親に話してみたのですが、無駄なことでしたね。

結局、私のことを母親は男子だと未だに思っているのでしょう…いや、理解しようとはしてくれているのかもしれない、でも受け入れられないんだと思います。

でも一体…いつまで待てば、受け入れてもらえるのでしょう。

 

ということで、少し手詰まりな状況なのです。
今週末に病院があるので、医者の先生にも相談してみたいと思います。

 

今回もentropyの高い乱雑な文章でしたね…ごめんなさい。
では。